SDGsとは
SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)とは、世界が抱える問題を解決し、持続可能な世界を作るために各国が合意した17の目標と169のターゲットです。
17個の目標からなるSDGs
「環境」「社会」「経済」と関連するSDGs
SDGsは、2015年に採択され、2030年を目標年としています。途上国や先進国の政府だけでなく、企業を含むマルチステークホルダーによる協議に基づいて策定されたことが特徴です。SDGsの達成は、食・農業、都市、エネルギー・材料、健康・福祉分野だけでも2030年までに年12兆米ドルの市場機会を生み出すと言われており、中長期的な成長を目指すビジネスや投資家からも熱い視線を向けられています。
SDGsとタイムマシーン
タイムマシーンは、SDGsに賛同し、主力サービスであるACALAシリーズの開発提供を通じて、SDG12「つくる責任 つかう責任」を中心として、2 「飢餓をゼロに」、3 「すべての人に健康と福祉を」、7 「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」、8 「働きがいも 経済成長も」、9 「産業と技術革新の基盤をつくろう」の6つの目標に対して貢献します。
タイムマシーンは、SDGsの169のターゲットと、ACALAシリーズを利用されるお客様が生み出す効果、また当社のビジネスモデル自身が生み出す効果との関連性をマッピングし、事業とSDGsとの接点を特定しました。
各SDGsとの関わり
SDG2「飢餓をゼロに」
温度管理システムACALAシリーズは、食品製造現場で働く人々の代わりに食品製造に関わる様々な温度を監視しています。冷蔵庫の故障などによる保管食品の破棄などをIoTのチカラで未然に防止します。細菌増殖に影響する温度の厳密な管理は食品衛生においてもっとも重要な要素です。
SDG3「すべての人に 健康と福祉を」
温度管理システムACALAシリーズは、食品製造現場で働く人々の代わりに食品製造に関わる様々な温度を監視しています。加熱処理が不十分なまま提供される食品には多くの細菌が含まれ、食中毒を発生させるリスクがあります。細菌増殖に影響する温度の厳密な管理は食品衛生においてもっとも重要な要素です。
SDG7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」
温度管理システムACALAシリーズは、冷蔵庫や冷凍庫の温度、調理加工場の温湿度、また冷却槽やボイル槽の水温などを24時間365日モニタリングしています。データに基づいて最適な温度設定、空調冷熱設備の適切なメンテナンスを実施することで無駄なエネルギー消費を抑えることが可能です。
SDG8「働きがいも 経済成長も」
温度管理システムACALAシリーズは、食品製造現場で働く人々の代わりに食品製造に関わる様々な温度を監視しています。製造業の中でも特に離職率や欠員率が高い食品製造業に従事するエッセンシャルワーカーの作業負担をIoTのチカラで軽減し、働きがいのある労働現場づくりに貢献します。
SDG9「産業と技術革新の基盤をつくろう」
国内食品製造業の99%が中小および零細規模です。温度管理システムACALAシリーズは完全無線システムで、初期費用ゼロ、安価な月額料金のみで利用可能なので、中小規模以下の食品製造事業者でも導入が容易です。事業者の規模に関わらず、収集した膨大なデータとAI技術で、今後は空調冷熱市場を革新するプラットフォームサービスの開発を目指します。
SDGs12「つくる責任 つかう責任」
温度管理システムACALA シリーズは、PaaS(Product as a Service)モデルを採用しており、ハードウェア製品の販売は一切行っておりません。所有権は当社に帰属しており、定期的に実施される温度センサ交換の際にお客様から回収した温度センサは分解・清掃を行うことで、その大部分をリユースすることに成功しています。当社では、このサーキュラーエコノミーに貢献するPaaSモデルを実現するため、各パーツをモジュール化することで、部分的な部材の交換や、品質改善のための刷新を容易にしています。また例えば、筐体の素材に削り出しの超高密度ポリエチレンを採用するなど、特別に耐用年数が長く、リユースに適した部材を利用しています。