PRESS RELEASE
                                 2023 年 8月 21 日
タイムマシーン株式会社

 

 

第26回日食優秀食品機械・資材・素材賞 機械部門 受賞
HACCP対応の温度監視システム「ACALA MESH」

 

テクノロジーによる品質セキュリティの向上を掲げるタイムマシーン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:前田一樹)が自社開発するIoTセンサを利用した温度管理システム「ACALA MESH(アカラ メッシュ)」が、日本食糧新聞社が制定する「第26回日食優秀食品機械・資材・素材賞」にて機械部門賞を受賞しました。

賞選考会は石谷孝佑委員長(日本食品包装協会理事長)を含む計10人の委員が出席し、各部門の候補製品を厳正に審査されました。表彰式は9月14日に東京・新橋の第一ホテル東京で開催されます。

 

ACALA MESH の温度センサ

 

◆日食優秀食品機械・資材・素材賞 概要

▽対象製品=食品関連の機械・ロボット・機器やそのソフト、包装容器などの資材・副資材、食品添加物や香料、原料、機能性素材など、食品の品質向上・価値創造に役立ち、業界の発展をサポートするすべての製品
▽選考方法=各業界・関連団体の代表、学識経験者で構成する選考委員会を設け、対象製品に関する資料を作成。委員による協議の上、受賞製品を決定する
▽選考基準=(1)食品業界で新製品の創出に役立ち、コスト低減や製造効率化に寄与した製品。生産性向上、業界活性化に貢献している製品(2)新規性の高い商品の創出に役立っている製品(3)市場の各分野でリーダー的な商品を生み出し、業界に新しい発展をもたらした製品

 

◆選考委員(敬称略)

▽委員長=石谷孝佑・日本食品包装協会理事長▽委員=荒川隆・食品産業センター理事長、河原崎靖・日清オイリオグループ取締役専務執行役員、北倉芳久・キッコーマン食品常務執行役員商品開発本部長(代理=菅野秀治・調味料開発部長)、坂巻千尋・坂巻技術士事務所代表、脊黒勝也・日本食品添加物協会専務理事、高橋誠一郎・日清製粉グループ本社執行役員技術本部長、原田裕司・明治取締役専務執行役員、本多政彦・ニチレイフーズ生産統括部生産戦略部長、杉田尚・日本食糧新聞社社長

 

◆受賞商品

〈機械部門〉
・HACCP対応 温度監視システム「ACALA」/タイムマシーン
・カラメルコーティングマシンKRS+CC/カジワラ
・包装フィルム用UVレーザプリンタFP-1000シリーズ/キーエンス
・凍眠ミニ/テクニカン
・ポーションカッター/ワタナベフーマック

 

〈資材部門〉
・「青の洞窟Piccolino」シリーズの製品/日清製粉ウェルナ・大日本印刷

 

〈素材部門〉
・キッコーマン 極うまとろみ丸大豆しょうゆ/キッコーマン食品
・高食物繊維小麦粉「アミュリア」/日清製粉

 

 

<ACALA MESHとは>

IoTセンサにより温度や湿度を自動計測できるシステム。従来は担当者が手書きで行っていた作業をゼロにできるだけでなく、温度異常が発生した際にはアラート発報するなど温度管理の不備による医薬品や食品のロスを回避できます。完全無線型のシステムなので設置工事は不要で、すぐに導入可能。また安価な月額定額料金のみで利用可能なためIT化が十分進んでいないケースが多い、中小規模の工場や飲食店でも導入しやすいシステムです。
2021年6月に国際的な衛生管理基準であるHACCPが日本でも義務化され、食品温度管理の重要性が高まる中、慢性的に人手不足の食品製造業界において、「ACALA MESH」の導入は、現場の労務軽減、および、人手に寄らない(改ざん不可で)信頼度の高いデータ収集を可能とすることから、急速に導入事業者が拡大しています。

 

*HACCP(ハサップ):「Hazard(危害)」「Analysis(分析)」「Critical(重要)」「Control(管理)」「Point(点)」の5つの単語の頭文字に由来する衛生管理の手法で、WHO(世界保健機関)と FAO(国連食糧農業機関)が合同で運営している食品規格委員会によって発表された国際的に認められている管理基準で日本でも2021年6月から義務化されました。

 

 

<導入企業例>

食品工場:井村屋、不二家、プレシア、JR東日本クロスステーション、京樽、コロワイド 他
物流倉庫:オイシックス・ラ・大地、物産ロジスティクスソリューションズ、Coedoビール(協同商事) 他
ホテル厨房:プリンスホテル、ホテルグランヴィア京都、ホテルオークラ福岡、ハイアットプレイス京都 他
外食小売店:良品計画、活美登利寿司、西武園ゆうえんち 他

 

プリンスホテル料理長

 

 

<利用シーン>

●原材料倉庫、食材加工/調理現場、製品/半製品保管庫などの毎分温度を自動記録
●厚労省の定めに基づいて各事業者が設定した温度を逸脱するとシステムからアラートが発報

 

 

<システムの特徴>

●電波干渉などが問題となるWiFi等とは異なる高信頼性のメッシュ型無線通信技術を利用
●温度センサは衛生面に配慮した防水仕様で、次亜塩素酸Na等による洗浄も可能
●食材保管庫の温度だけでなく、加熱殺菌槽などの水温も遠隔監視・自動記録
●HACCPにおいて重要とされる機器の校正(センサの温度校正)にも対応
●初期費用、設置工事ナシの安価な月額料金のみで導入が可能で企業規模を問わず導入可能

 

メッシュネットワーク

 

 

<料金>

●月額1万円〜100万円(測定箇所数等によって算出)

 

 

<会社概要>

社名: タイムマシーン株式会社
代表: 代表取締役社長 前田一樹
本社所在地:東京都中央区日本橋人形町1-5-5
URL:https://tmcn.jp/
設立年:2010年2月
資本金:5,000,000円
事業内容:IoTセンサを利用した温度管理システムおよびその他ITサービスの開発・運営