PRESS RELEASE
2022年3月29日
タイムマシーン株式会社

プラスチック資源循環促進法が4月1日に施行
リユース可能な高耐久性素材を活用したPaaS型ソリューション
ACALA MESHで食品製造現場のイノベーションを目指す

 

温湿度の監視・記録を自動化するIoTシステムを開発・提供するタイムマシーン株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 前田一樹)は、自社サービスのACALA MESHについて、SDGsの169のターゲットと、ACALA MESHを利用されるお客様が生み出す効果、また当社のビジネスモデル自身が生み出す効果との関連性をマッピングし、事業とSDGsとの接点を特定しました。

 

タイムマシーンとSDGs

 

 

令和4年4月1日に施行されるプラスチック資源循環促進法は、プラスチック使用製品の設計・製造段階から廃棄に至るまでのライフサイクルの各段階で資源循環を促すことを目標にしています。ACALA MESHでは、センサ筐体に人工関節などでも利用される超高密度ポリエチレンを採用することで、食品製造現場でのハードな利用にも耐えうる強度を実現すると同時に、回収したセンサ機器の分解・清掃・再利用を可能にし、サーキュラーエコノミーに貢献しています。
温度管理システムACALA MESHは、PaaS(Product as a Service)モデルを採用しており、ハードウェア製品の販売は一切行っておりません。製品の所有権は当社に帰属しており、定期的に実施されるセンサ交換の際にお客様から回収した製品は分解・清掃を行うことで、その大部分をリユースすることに成功しています。

 

当社では、このサーキュラーエコノミーに貢献するPaaSモデルを実現するため、各パーツをモジュール化することで、部分的な部材の交換や、品質改善のための刷新を容易にしています。特に筐体の素材には、削り出しの超高密度ポリエチレンを採用するなど、特別に耐用年数が長く、リユースに適した部材を利用しています。

 

温度管理システムACALAは、食品製造現場で働く人々の代わりに食品製造に関わる様々な温度をIoTセンサで監視しています。製造業の中でも特に離職率や欠員率が高い食品製造業に従事するエッセンシャルワーカーの作業負担をIoTのチカラで軽減し、食品衛生管理品質の向上を実現、働きがいのある労働現場づくりに貢献しています。

 
 

<タイムマシーンとは>
当社は、調剤薬局のグループ会社として薬局を始めとする医薬品業界向けのシステム開発会社として創業。2016年に医薬品の温度管理を自動化するシステムとして、現在の主力サービスであるACALA MESHを開発。信頼性の高いメッシュ型無線通信技術「SmartMesh IP」を採用しており、HACCPが義務化されたことも追い風となり、現在では広く食品事業者をターゲットにサービスを展開中。

 

<会社概要>
社名: タイムマシーン株式会社
代表: 代表取締役社長 前田一樹
本社所在地:東京都中央区日本橋人形町1-5-5
URL:https://tmcn.jp/
設立年:2010年2月
資本金:5,000,000円
事業内容:IoTセンサを利用した温度管理システムの開発・運営